前回物乞いの話をしましたが、
物乞い以上に難しく、またわずらわしく感じられるのは、
向こうから声をかけてきて、
その上しつこくつきまとってくる人たちです。
そういうシチュエーションを未然に防ぐため、
外国では近づいて来る人たちをことごとくはねつける
というやり方もあるし、
それは「安全第一」の原則に照らせば正解にちがいない。
とはいえそこには、異文化にふれるという海外旅行の真髄と相入れない
一種の物足りなさ、後ろめたさが残ることもまた否めません。
近づいてくる地元の人たちを
どこまで信じ、
どこまで疑うべきか?
旅先で旅行者が直面する難問は数え切れませんが、
この問題はまさに永遠のテーマといった感じがします。
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