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「高すぎて売れなくなるかも…」というギリギリのリスクを背負いながら付けられた値段と、それを情け容赦なく吟味する買い手が向き合う活動、それがお買物です。
まあ賢い売り手は長い目で展望するから、悪い評判立てられたくないと思ったら、「いつでも誰にでも、ウチは決してボりません」ていう路線を打ち出して、それを売りにする店があってもいい。
実際、それに近いやり方をしてる店はアジアにもあります。
「相手によって値段を変えてる!」っていう不公平感が嫌になるんですかね。
「フィックス・プライス」という幻想
東南アジアでも、個人の小売店でなく、スーパーマーケットとかでは決まった値札がついてます。
地元の人が買っても、外国人が買っても、値段に差がない。
こういうの、旅行者は好みます。
「フィックス・プライス」とか適当な言葉でくくって重んじる旅行者もいます。
が、これだってスーパーが好き勝手につけた札にすぎない。
定められたルールなんてないんです。
実際のところ、東南アジアのスーパー的な店の値札って、日本のコンビニと一緒で、個人経営の小売店より高い場合が多いですよ。
それほどハードな交渉を経なくたって、他に安い小売店は見つかります。
でも、まあ、スーパーは楽ですわね。
私もよく使います(笑)
ちょっと話が理に落ちすぎてつまらなくなってきましたが、もう少しだけ続きます。
そもそも「ボッタクリ」なんてものは存在し得ない。
あり得ない。
そりゃそうですよ。
そうでしょう?
ていう話を次回。
(一口メモ)
ちなみにミャンマーって、12チャット札とか25チャット札とか、中途半端な額面のお札を発行してたことがありました。
運がよかったら、お釣りとかで出会えます。
てゆうか、そんな古いの、もうボロボロもいいところで、お店の人も処分したくて仕方ないけど地元の人は受け取ってくれへんから外人に押しつける感じになるので、まあ正確に言うなら、運が悪かったら出会えます。
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