徳島へ行く用事があって一泊してきました。
今回はプライベート旅行だったので、子どもと二人で行きました。
仕事で泊まるホテルというのは、極端な話、まあちゃんと寝られさえすればどこでもいいものです。
が、子連れの場合はそうはいきません。
予算的には安く上がるビジネスホテル。
子どもと一緒に泊まれるとしたら、その決め手になるのはどんな条件でしょうか。
ビジネスホテルでも居住性を求められる部屋タイプとは
本格的な「家族旅行」の場合、割と大きめの部屋を使うことが多いので、子連れでも楽なものです。
ただ、親子二人の旅行という場合、家族で使うような部屋を取るのは少しゼイタクですね。
今回は徳島市内に泊まったのですが、着くのは夕方だったので、まあ寝るだけといえば寝るだけです。
子どもと合わせて二人とはいえ、ツインルームを取るのはちょっともったいない気がしていました。
一緒に泊まるのが子どもの場合、たとえばビジネスホテルのシングルルームでも、「添い寝」という扱いをしてくれるところが結構あります。
追加料金は数百円から、無料のところもあります。
料金的には狙い目です。
ただ、そこはやはりビジネスホテル。
子どもとはいえ、二人ではスペース的に厳しいものです。
あと、もう一点、子どもと一緒の時はキツい条件があります。
「洋室」です。
ベッドのお部屋ですね。
多くのビジネスホテルは洋室です。
しかも、ベッド以外のスペースがほとんどない。
私の場合、子どもは4歳なので、けっこう窮屈なんです。
洋室の場合は。
逆にまだ歩けない子の場合も、ベッドの上に乗せておくのも心もとないものです。
いつ落ちるかわからない(笑)
畳敷きの部屋だと子どもの行動範囲も広がりますから、機嫌よく滞在してくれます。
というわけで、和室のあるホテルを重点的に当たるわけです。
ビジネスホテルで和室となると、あまりありません。
が、まったくないわけでもない。
徳島ではうまく見つかりました。
値段も安くて大助かり。
ふとんというのは便利なもので、たたんでしまえば、その分のスペースが生きるんですね。
和室というのは、実質的には「広いお部屋」と同じ意味になるわけです。
これがベッドだったらと思うと、いかにも息苦しいです…(笑)
別に「子連れ」に限った話ではないかもしれません。
夕方前にチェックインして、お部屋での滞在時間が長いような場合、和室の方が居住性が高いです。
窮屈感が全然ちがいます。
ホテルで和室というと、少し抵抗を感じる方もあるかもしれません。
神経質な方は厳しいかもしれませんが、でも、いざ泊まってみたらメリットの方が大きく感じられますよ。
今回徳島で泊まったホテルは、決して新しい建物ではありませんが、お部屋もシーツも清潔でした。
【今回オススメのホテル】
ハイパーイン 徳島東船場(じゃらん)
- 徳島市(JR徳島駅から徒歩8分)
- スペースを有効に使える和室あり。子連れ旅行に最適
- 川沿いを散歩できる雰囲気のいい遊歩道もすぐ近くにあります
一点ご注意。
近頃は、かつての日雇い労働者向け簡易宿泊所を「ビジネスホテル」として観光客を受け入れているところがたくさんあります。
大阪では新今宮駅、東京では南千住駅の周辺に多いですね。
そういうところは、「和室」にはちがいありませんが、2〜3畳で一部屋になっていることもありますので、それは「狭い」です。
料金はかなり安いので、場合によっては利用価値がありますが、広さを求めていく場合は避けた方がいいでしょう。