徳島〜大阪はバスじゃない! もっと安くて、もっと思い出に残る移動方法

子連れの旅行でオススメできる徳島のビジネスホテルを こちら で紹介しました。
私は大阪の人間ですが、この時、徳島まではフェリーを使っていきました。
変化に富んだ、まさに子連れ旅行にはうってつけのルートです。
また費用がびっくりするくらい安かったのです。

節約を目指すことで初めて見つかる楽しみ

大阪から徳島へ行こうとすると、乗り物の選択肢が意外と少ないんですね。
ほぼバスの独断場です。

徳島は四国の東の端にある街です。
鉄道で行こうとすると、岡山まで行って瀬戸大橋から四国に入り、高松から少し戻ることになります。
遠回りなのです。

その点バスなら、明石海峡大橋を渡って淡路島を縦断。
鳴門大橋から直接徳島に入れるので、かなり距離が短くなります。

大阪を起点に、徳島までの所要時間は2時間半。
運賃は3,700円です(2016年2月現在)

早いです。
値段もお手頃です。

ただここは、やはり私は船を押したい(笑)

残念ながら大阪から出航はしていないので、和歌山港まで南海電車で行きます。
そのあとフェリーで徳島港に渡り、市バスで徳島市街まで。

乗り換えが少なくとも2回あります。

所要時間は、乗り継ぎの具合にもよりますが、ざっと4時間というところです。

不利です(笑)

でも大きな強みは運賃です。

難波から和歌山港まで、南海電車で920円。
徳島港までのフェリーが2,000円。
合わせて2,920円

これでもバスより800円ほど安い。

のですが、キャンペーンのきっぷが販売されてるんです。

このきっぷを使うと、難波から徳島港までが、なんと2,000円
電車の分が棒引きです。

これは本当に安いと思います。

しかもこのきっぷ、難波だけではなくて、南海線内どこからでも使えるようです。

値段は同じなので、たとえば高野山から徳島へ行くときなんかは一層お得になります。
関西空港からも使えます。

とまあ「安さ」というメリットは大きいのですが、やはり最大の魅力は「船で行ける」という点です。

船旅というのは独特の風情があるものです。
こちらでもお話ししていますが、電車やバスや飛行機といった一般的な乗り物とは、スペースや空気がちがうのです:

わくわくします。

子どもは喜びますが、それはつまり、遊び心を持った大人も同じように楽しめるということに他なりません。

和歌山/徳島フェリー

和歌山/徳島フェリー

和歌山/徳島フェリー

私の場合、まず徳島に行く用事ができて、
そのあと「どうやって行こうか」を検討しました。

まずはやっぱりバスを思いつくし、普通はそれで行くのです。

でもそこで、「バスって本当に最安なんだろうか?」と思って調べてみたら、
フェリーのルートが見つかりました。

そして、船という珍しい乗り物ならということで、
子どもも連れて行くことにした次第です。

節約志向があったからこそ、思いもよらぬ楽しみが広がったようなものですね。

このキャンペーンきっぷ、南海の駅の券売機で買えます。

電車のきっぷと見た目変わらないのが出てくるのですが、
「これいつまで握り締めてるんだ」っていうくらい、
この紙切れとは長時間の付き合いになります(笑)

【参考】
とくしま好きっぷ2000(南海電車)

  • 南海線内から徳島港までが、なんとたったの2,000円
  • 時間と手間はかかりますが、大きな思い出が残ります
  • いかにも常連そうな他のお客さんの様子を見るのも新鮮です

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