財布の中に現金がなくなったとき、
私は口座から2万円ずつ下ろすことにしています。
これは学生時代からの習慣なんで、そこそこ長いのですが、
思い返せば昔は、
この2万円、
そのまま財布に収めるのでなく、
一旦あるものに替えてから入れてました。
二千円札の効用
そのあるものとは、二千円札です。
2万円下ろしたら、
それを二千円×10枚に両替してから
持ち歩いてたのです。
二千円札が発行されたのは2000年。
私がこれ一番やってたのは発行から数年後くらいのことですが、
当時でも二千円札は、普通に暮らしてる限り、
まず出会えないレアな存在でした。
1万円札2枚も二千円札10枚も、
同んなじ2万円です。
でもその持ち方を変えるだけで、
日常からの抜け穴っていうか、
それきっかけに色々と
些細にちがったことが起こったものです✨
- お店のお姉さんの、札を受け取った手が一瞬止まったり
- 中には「珍しいですね!」て話しかけてくる店員さんもいたり
- また中には「あ、珍しい!」と感じてても、「リアクション取るほどでもないぞ」と自制してる感じがうかがい知れる店員さんもいたり
- マレーシア行ったとき、やや不安を感じながら両替所で出してみたら、まったくスンナリ受け取ってくれて、海外まで来たら意外とこんな感じかと思ったり
いずれも小さなことですが、
千円札や一万円札の生活では味わえない
日常からの逸脱です。
当時は銀行の両替機で難なく入手できました。
でも今はダメですね。
久しぶりに行ってみましたが、
機械に入ってませんでした…
何件か回ったんですけどね。
二千円札って図柄も綺麗で、
「偉人」の絵が載ってないのも斬新で、
いいのにねえ…
たぶん大きな銀行や郵便局の窓口に行って頼んだら、
替えてくれるんじゃないかと思います。
私もいっぺんそうしてみたいと思ってます。
でもまだやってません。
何となく恥ずかしいので 笑